パッシブデザイン
5つの設計要素
●断熱
冬の暖かさを逃さないようにし、夏の太陽熱を建物にいれないようにする為にとても重要です。
●日射遮蔽（にっしゃしゃへい）
「夏涼しくをじつげんするために、何よりも重要なこと。特に、窓から入る日射熱を最大限少なくすることがポイントです。
●自然風利用
体に当たると涼しいと感じますが、その効果を取り入れた手法です。また、建物の中にたまった熱を排熱させる意味をあります。
●昼光利用
太陽光を光として利用し、人工照明に頼らず、室内を明るくする事を目的とします。1 階南面から採光が難しい場合には、吹き抜けなどのプランも計画します。
●日射熱利用暖房
冬場、断熱性と蓄熱性を一定以上に高めた建物において窓からたくさんの太陽熱を入れ、蓄えられた熱を主に夜間に暖房として使う手法です。
「パッシブデザイン 」とは設備機器を充実させるのではなく、躯体の形状設計に工夫を凝らし、さらに断熱・気密性を高めることで、光や風といった自然の力を最大限に活用する快適性を高めた省エネデザインのことです。それによって1年を通じて、小さなエネルギーで心地よく暮らせる住まいとなり、そうした住まいが実現されれば、寒い、暑い、風が通らない、暗いといったストレスから開放され、光熱費の負担も小さくなります。
快適に暮らせる
・エアコンやファンヒーターの利用が最小限で済みます。
・室温や湿度が安定し、寒さ・暑さの不満が解消できます。
・エアコンが嫌いな人でも楽に過ごせます。
体に優しく暮らせる
・ヒートショックが起きる環境を回避できます。
・肌のかゆみやアトピー性疾患が改善されます。
・女性特有の冷えが緩和され、美容と健康につながります。
・寒暖差のストレスが減り、体調も安定しやすくなります。
家計に優しく暮らせる
・光熱費が削減できます。
また、パッシブデザイン住宅は設計したらおしまい。というわけではありません。住まい手の暮らし方に大きく左右されます。一緒に光熱費削減、CO２削減にも取り組みましょう！
環境に優しく暮らせる
・電気・ガス・灯油等の家庭エネルギー削減でエコな暮らしができます。
・CO２削減にもつながり、地球温暖化を抑制するのにもつながります。
快適さの根幹
基準値をはるかに上回る
気密断熱
夏涼しく冬暖かい住まいの基本は「気密と断熱」にあります。快適で健康な暮らしのため、省エネルギーで環境に寄与するため、気密と断熱性能を日々進化させています。これからも見えない壁の中を徹底してこだわり続けます。
壁・屋根断熱に「硬質ウレタンフォーム」、床断熱に耐久性の高い古紙でできた「フクフォーム」と断熱材の中でも断熱効果の高い素材を使用。断熱性はもちろんのこと同時に気密性と耐久性にも富んでいます。この断熱材を厚く施工することで高断熱を実現します。
- ・当社 UA 値基準値
標準仕様 0.59w/m²k以下
ハイスペック仕様 0.46w/m²k以下
サッシの下地に接する面や気密テストで調べた隙間には気密テープ・シーリングを施します。
下地材のつなぎ目にも気密テープなどを施す手間も惜しまず、隙間風をなくし、断熱性能を最大限に発揮できる環境にしています。
- ・当社 0.4cm²/m² 以下
アルミサッシの1000 分の1しか熱を通さないので結露の発生を軽減します。また、Low-E ガラスで熱の出入りを軽減。
Low-E とは「低反射」という意味で、一般的な1枚ガラスは放射率0.85 程度ですがLow-E ガラスは放射率が0.1以下になります。この放射率が低いほど赤外線を反射し熱を通しません。しかし、反して冬場には太陽熱を入れたいので、場所毎に細かく設定し設計で夏をカバーする高度な家づくりを行っています。
生命を守るアイアイホームの強固な構造
当社の工法は在来工法です。日本古来の建築工法でアイアイホームでは耐震性能を向上させる接合金物・剛床構造・5 倍耐力壁の採用など様々な素材・手法で耐震性能を磨き上げ耐震等級で最高ランクの耐震等級３に対応。高い耐震性を実現すると共に在来工法ならではの自由度の高い設計で個性的に作り上げることも可能です。
アイアイホームの家は、地震や強い風などの揺れに対してより強い構造であるために、家全体の壁にかかる負荷、壁にかかる力の流れ方を計算して必要なところに必要な壁量計算を行い設計します。
アイアイホームの建物の強さの根拠の一つがここにあります。
土台、柱、横架材を、構造用合板で一体化し、床も構造用合板などを利用し剛床とすることで、 全体を一つの箱にし、壁面全体で外力を受け止め、すぐれた耐震・耐風性能が得られます。
面材工法は、壁面全体で地震力・風圧力を受け止め、バランスよく分散し、軸組の接合部への力の集中を緩和する地震に優れた強度を発揮する工法です。
アイアイホームでは最大88%地震の揺れを軽減するアルミ製制震デバイスを採用しています。地震エネルギーをアルミデバイスに効率良く伝達する新構造で優れた制震性能を発揮。新幹線にも使用されるアルミ素材でサビなどに強く耐久性も確保。繰り返す大きな地震でもご家族の命を守る働きをします。
